大阪大学中之島芸術センター 「アートX学問」の未来デザイン
総合大学におけるコンバージェンス・アート新進芸術家等育成プログラム
演劇〈デジタル・パフォーマンスの創造〉 成果発表
仮想劇場 『ブカブカジョーシブカジョーシ』
大阪大学中之島芸術センターは、芸術文化と学問の学際的な融合を実現できる人材の育成を目指し、社会人芸術家育成プログラムを始動しました。
選択履修の演劇〈デジタル・パフォーマンスの創造〉では、劇団「エイチエムピー・シアターカンパニー」のメンバーが講師を務め、デジタル・メディアを活用した現代演劇作品をもとに、創作過程のワークショップを実施。受講生はその成果として、バーチャル空間上の演劇「仮想劇場」を題材にした作品の上演を講師陣と共に行います。
「仮想劇場」は、ミーティング・アプリケーションや動画配信システムを活用し、出演者がそれぞれ自宅から演技した映像をリアルタイムに合成することで、まるで同一空間で共演しているかのように見せるオンライン演劇です。2020年のコロナ禍における緊急事態宣言下、対面での稽古や劇場公演が困難となる中、バーチャル空間における新たな劇場のあり方として構築されました。
本講座の成果発表では、会場内に二つのエリアを設け、「仮想劇場」を多面的に鑑賞できる構成を試みます。ひとつは実際に俳優が演技する様子と合成映像を同時に体験できる「スタジオ」、もうひとつは中之島の街並みを借景に映画館のような環境で作品を鑑賞できる「ルーム」です。
コロナ禍を経て、さらに進化を続ける「仮想劇場」。リアルとオンラインのあいだに生まれる新しい表現の可能性を、ぜひ体感してください。
日時：2026年1月31日（土）17 :00開始（受付開始・開場は16:30）
19:15終了予定（トーク含む）
会場：大阪大学中之島芸術センター3F スタジオ・セミナー室
入場料：無料（要事前申込・全席自由）
作：大竹野正典（くじら企画）
演出：笠井友仁
映像：サカイヒロト
企画立案：永田靖
出演者：髙安美帆、森田祐利栄、岸本昌也、藤田和広
受講生：植森阿津子、近江由紀子＊、小野毅＊、清水彩雲＊、辻麻依加、松田栄子＊、湯川元＊
＊出演者
音響：宮田充規
音楽：Ichizo Yoshioka
映像協力・記録撮影：花澤結奈
編集協力：中村詩おり
協力：塚本修、前田瑠佳、くじら企画
主催：大阪大学中之島芸術センター
共催（学内機関）：大阪大学人文学研究科・文学部／D3センター／理学研究科／人間科学研究科／ミュージアム・リンクス（総合学術博物館、適塾記念センター、アーカイブス）／21世紀懐徳堂／スチューデント・ライフサイクルサポートセンター（SLiCSセンター）
連携：大阪市立科学館、淨るりシアター、公益財団法人吹田市文化振興事業団（メイシアター）、豊中市都市活力部魅力文化創造課、兵庫県立尼崎青少年創造劇場（ピッコロシアター）、公益財団法人箕面市メイプル文化財団
運営・製作：エイチエムピー・シアターカンパニー（一般社団法人HMP）
令和7年度「大学における芸術家等育成事業」
予約方法
Peatix
お問い合わせ
中之島芸術センター３階事務局 secretary.art（＠）ml.office.osaka-u.ac.jp
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大阪市北区中之島4-3-53 3階
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