奏会(かなでかい)、今年もはじまります! 今回はなんと出演させていただきます。常磐津節と現代演劇がコラボする演目を発表しますよ。
今回の趣向は、『雷船頭』は、常磐津節をお楽しみいただき、『油屋 酒宴の段』は、常磐津節と現代演劇のコラボです。
常磐津節は、歌舞伎と共に発展してきた「浄瑠璃」の流れをくみ、物語のある曲を、節をつけて演奏、語ります。三都貴さん、美佐希さんとは過去に『べにの会』『堀川波鼓』でご一緒させていただきましたが、さて、、、今回はどんなコラボになるのでしょうか。
ご予約は、私に直接メッセージをいただけたら承りますので、お気軽にどうぞ。お待ちしております。
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第九回 奏会(かなでかい)
日時:2025年7月5日(土)開場 13:30 開演 14:00
入場料:2000円
会場:南堀江 萬福寺(大阪市西区南堀江 1-14-23)最寄り駅 四ツ橋駅
演目:
▪️『雷船頭』(素浄瑠璃)
浄瑠璃 常磐津美佐希
三味線 常磐津三都貴
▪️『油屋 酒宴の段』(常磐津節×現代演劇のコラボ)
エイチエムピー・シアターカンパニー 髙安美帆、岸本昌也
浄瑠璃 常磐津美佐希、常磐津小杜珠
三味線 常磐津三都貴
司会 髙安美帆
[チケットのお申し込み・お問い合わせ先]
常磐津三都貴 Mail: m.take.taka【@】gmail.com
主催:奏会実行委員会
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台本を整理中 20250528メモ
常磐津節「神路山色琫」油屋酒宴の段(通称:油屋)に取り組んでいます。常磐津節の大夫と三味線方と現代演劇の俳優の競演。言うは易し行うは難し。只今、台本の整理中です。が、がんばるー。実話がベースになった物語で、歌舞伎では『伊勢音頭恋寝刃』。講談では『古市十人斬り』というタイトルだとか。
同じ演劇といえども、分野が違えば台本の書き方、表記の仕方も違う。日本の芸能ってガラパゴス!独自の発展と進化を遂げていることが、台本を見るだけでも感じますね。ああ、見慣れぬ日本語と台本の形式に目が霞むわ。とはいえ、台本の整理とは、現代演劇の形式に落とし込むということであって、その行為もベストなのかどうか、とも疑問に感じます。これからきっと色々考えてゆくのだろう。私は、今、新たな修行中なんだと心に言い聞かせてる。頭がクリアになるまで向き合うしかない。
