『祭礼2016』幕を閉じました。

日本演劇学会全国大会・前夜祭企画『祭礼2016』そして、大阪大学で開催された本企画『ポスト・グローバリゼーション時代の日本演劇』は無事に終了しました。

「祭礼2016」ご来場の皆様本当にありがとうございました。遠方からご来場くださった方も多く感謝しております。お客様が書いたポストイットの言葉に心奪われることが何度もありました。祭礼チームのみなさん、いつもながら柔軟な対応で作品制作に取り組んでくださり、ありがとうございました。今回も有意義な時間を共に過ごせて、私は幸せです。また再演したいですね。日本演劇学会全国大会で作品発表をするという機会を与えてくださった永田先生、本番までの準備を支えてくださった大阪大学演劇学研究室のみなさん、ありがとうございました。観劇後の学会員の方から様々なご感想・ご意見をいただき、新しい視野を得ることができました。

そして、そして!声フェス3「伝統芸術の現代化」プロジェクトメンバーのみなさんに改めて感謝しています。ありがとうございました。あの取り組みがなければ「祭礼2016」は生まれていません!なので、当日お配りした資料にはプロジェクトの記録集もいれました。なんと大会ポスターは、昨年の「伝統芸術の現代化」プロジェクトの写真でしたよ(!)ご縁に感謝して、今後の活動に生かしていきます。

今回の作品は、観客の皆さんへ問いかけるところからはじまります。

神楽とはいったいなんでしょうか。

“ 神 楽 ( か ぐ ら )” と 聞 い て 思 い 浮 か ぶ 言 葉 は な ん で す か 。

「神楽」という言葉は、非常にあいまいなもので「◯◯です」と言い切れないところがあると私は思っています。集まった人々がポストイットに書いた言葉を拾い集めると、その人の幼少期の思い出や大事にしている事柄・場所など個人史と結びついてくる。それらを拾い集めるところから本作品は始まります。そして、演者である二人も連想を始め、問いかけ、語り、舞います。

公演ごとに観客の皆さんが書く言葉は違いますので、いつも新鮮な気持ちで作品に取り組むことができました。それらの言葉は、私たち演者の身体や思考に影響を与え、共鳴していきます。次第に私自身の個人史もあぶり出され、殻を破り、殴り捨て、走り、叫びだす。「引き裂かれる私。それでも日本に生きる。」と言っているみたいでした。セルフポートレート。とでもいうのだろうか。

劇作・演出家の樋口さんと、演者の岸本くんと一緒だからできる作業なのだなと改めて思いました。感謝。

「祭礼2016」大阪以外でも再演したいと考えていますので、またご助力ください。

ひとまずお礼まで。

記録写真:興梠友花2016年2月「祭礼2016_koefes version」より

 

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