11月7日にtheater E9 Kyoto ロビーで行うパフォーマンスに向けて、準備を進めています。
今日は「YUDATE-19」に向けて、かぐらぶ副部長の研究室にお邪魔して全国の神楽の映像資料や書籍をもとに色々と話をしてきました。この2年〜3年、神楽の映像をただ見つづけて、語り合う部活動をしています。その名も「かぐらぶ」。部活動なので、部長・副部長がいます。私が部長。副部長は山﨑くん。部員も7〜8名いて、個性豊かな表現者・研究者が入れ替わりで参加してくれています。神楽の映像をダラダラと見ながらブツブツ話す、ものすごいゆるい活動ですが、これがかなり面白い。誰かと一緒に神楽をみると、新鮮な発見がある。最近は、コロナの影響で部活動を休止中なので、久しぶりでした。すごい、元気が出たよ。そろそろ定例の部活動を再開させたいなぁ。コロナよ、そろそろ落ち着いてよ。
かぐらぶの活動が、パフォーマンスを作るうえで大きな力になっていますね。今回も発見が多かった。湯立神楽・神事だけをピックアップして、全国の神楽を調べてみると、みえてくるものがあったので、次のパフォーマンスに生かしていきたいと思います。さて、いかに。E9のcontinue関連企画。100年続く劇場になりますように。願いも込めて。

まだチケットは若干あるようです。ぜひお早めにご予約ください。
THEATRE E9 KYOTO ×京都舞台芸術協会ショーケース企画 “Continue”
Continue関連企画 case.4|笠井友仁+髙安美帆 “YUDATE-19”
企画開催によせて
近頃、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、手洗いやマスク着用が当たり前になりました。ところで、ずっと以前からこれらを行っていた場所があります。それは神社です。参拝者は鳥居をくぐると、必ず手水屋へ足を運び、手を洗います。また、水をかけて穢れを清める儀式があり、「湯立神楽」もそのひとつです。そして、人が吐く「いき」を穢れとみなし、神職はご神体を触るさい、必ずマスクをします。このように以前からある行為が感染症対策に繋がっていることは、けして偶然では無いでしょう。コロナ禍のなかで、劇場をどう続けていくのか、神社の「ふるまい」から探りたいと思います。 笠井友仁
笠井友仁+髙安美帆『YUDATE-19(ユダテ – イーナイン)』
日時 11月7日(土) 10:00/12:00/14:00
・各回10名
・受付開始は開演15分前です
・上演時間予定 30分
料金 1,000円
1,500円(1000円+投げ銭500円)
3,000円(1000円+投げ銭2000円)
5,000円(1000円+投げ銭4000円)
10,000円(1000円+投げ銭9,000円)
※チケット代に”投げ銭”を上乗せした券種をご用意いたしました。投げ銭分はTHEATRE E9 KYOTOへの寄付となります。
お申込み ▽THEATRE E9 KYOTO チケット購入はこちら
主催・企画製作| 笠井友仁+髙安美帆、THEATRE E9 KYOTO
協力|NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE) 写真提供|破墨プロジェクト
お問い合わせ
THEATRE E9 KYOTO TEL:075-661-2515(10:00〜18:00) MAIL
THEATRE E9 KYOTO ×京都舞台芸術協会ショーケース企画 “Continue”とは
本企画は新型コロナウィルス感染症拡大防止のための延期となったショーケース企画“Continue”の、関連企画として行われます。ショーケース自体の延期時期はまだ未定ですが、本企画のテーマでもあった、“ Continue(続けること)”を、今一度、参加アーティストと共に捉えなおし、今だからこそできる、様々な取り組みや企画を、継続して発表していきます。