この秋は、追手門学院大学社会学部のコミュニケーション・表現プログラムの学生が中心となって活動している舞台表現プロジェクト「STEP」にゲスト出演しておりました。顧問の横田修先生を中心に学部、学年を越えた学生たちが集まる団体で、演劇を通して社会や地域と繋がる活動をされており、なにより学生の皆さんが自主的に役割を担っていることが素晴らしい団体です。

今回は、大人も子ども楽しめる親子参加型の演劇、平田オリザ作『サンタクロース会議』を大学と静岡の小劇場で上演しました。また、上演するだけでなく、茨木市の子供食堂のお手伝いをしたり、幼稚園や各地に宣伝活動したり、役作りに人間観察をしたり、学外に飛び出していく彼らの顔つきは、グングンと変化していき素敵でした。皆と出会えてよかったです。

静岡公演の会場は、
静岡県藤枝市の旧東海道に昔ながらの商店が連なる白子(しろこ)名店街、衣料品店の2階にある「白子ノ劇場」。東京で長く活躍されていた劇団ユニークポイントさんが劇団の拠点を藤枝市に移されたことをキッカケに作られたそうです。

ロビーが開放的なサロンになっており、広々していて素敵です。地域密着型の劇場ならではの手作りのぬくもりがありました。


地域とともにある演劇の可能性について、強く感じるところがありました。また訪れたいです。ありがとうございました。沢山の方に感謝。
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