WCdance 林文中舞踊団 小南管Ⅱまもなくです。

小南管表
来週末に行わ林文中舞踊団『小南管Ⅱ』の制作スタッフの打ち合わせでした。
当日の受け入れ態勢のことももちろんですが、招聘する作品や舞踊団について
見識を深めるための勉強会でもありました。
彼らが生まれ育った国、地域で受け継がれている伝統的な民俗音楽や演劇や舞踊と、彼ら自身がどのように向き合い、現代の表現にしているのか、その格闘がみれる作品です。その手つきはとても丁寧で愛にあふれています。早く彼らに会いたい。そう思える作品だった。今回は芸術祭の招聘公演のため、入場無料です。必見!
「声なき声、いたるところにかかわりの声、そして私の声」芸術祭Ⅱ 伝統芸術の現代化
WCdance 林文中舞踊団 『小南管Ⅱ』
【日時】 平成26年11月30日(日)14時開演(13時30分開場)
【料金】 入場無料(事前申込要、全席自由)
【会場】 ピッコロシアター大ホール(兵庫県尼崎市南塚口町3―1―78)
【公演のお申し込み方法】
●ウェブ申込の場合/申込フォーム(corich)よりお申し込み下さい。
https://ticket.corich.jp/apply/58984/
主催:大阪大学文学研究科
助成:平成26年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業

【南管(なんかん)】
中国・福建省南部の伝統音楽で、福建南部や台湾を中心に演奏される。語り物と器楽合奏の2つの形式を持つ、優雅な管弦編成による音楽。台南孔子廟雅楽の楽生を中心として編成された十三音や、民間人によって編成された太平歌などがある。管楽器と弦楽器に小形の打楽器を加え、銅鑼やシンバルなどの強烈な楽器を加えないことが特色。

【WCdance 林文中舞踊団】
2008年、林文中により創設。『スモール』(2008)、『スモール・ソング』(2009)などでアジアと西欧のダンス技法を使いながら、純粋な動きの中に人間性を描くダンスの本質と可能性を探求している。この両作品はニューヨークのパフォーミング・アーツ表現者連盟(APAP)によって招待され、「バレエ・ダンス・マガジン賞」を受賞。2011年にはモダン・ダンスと伝統音楽を融合させた『小南管』を発表、伝統音楽を見事に再生させたと評された。2011年にアヴィニョン演劇祭、2012年にフェスティバル・トーキョーでも公演された。WCdanceのダンスは、伝統的な要素をモダンダンスと結びつけて、日常性の中の芸術の価値と言語や地域を超えた普遍性について再考させる力に満ちている。

【林文中】
台北芸術大學を卒業後、ユタ大学大学院修了。1991年より Taipei FolkDance atre(91-94)、Dance Forum Taipei (96-97)、Repertory Dance eatrein Utah (93)、Bill T. Jones / Arnie Zane dance Company in New York (01-07) などに所属して、台湾、香港、ユタ、ニューヨークなどで広く活動している。2008年より台北でWCdance を主宰。そのダンスは人間の体の親しさや感じやすさとともに、混じりけのない純粋さを探求している。

 

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